ほりいのひとりごと

徒然なるままに

腱鞘炎

生後4ヶ月、7キロ弱でどうにもこうにも左手が痛くていろいろ支障をきたしてきました。

 

痛み自体は2ヶ月頃から酷くなってきてはいたのですが、力がかかるときくらいしか痛みを感じなかったので病院に行くのを後回しにしていました。

 

子連れで病院って行きにくいですし、腱鞘炎の通院は最初は週3ペースらしいので、そんな頻繁に義母に見てもらうのも気がひける…という理由もありました。

 

ももうお皿洗いも痛いしシャンプーもドライヤーも痛いし、寝起きにも痛むし。何もしていなくても痛むときもあるし。

このまま抱っこできなくなるのは何より怖い、ということで重い腰を上げて整骨院に行く事にしました。

 

家から比較的近くて産後ママもたくさん通われていてベビーカーでの来院オッケー子連れもオッケーと言う夢のようなところがありました。施術所要時間も30分と短時間集中。

 

そしていざ娘を連れて来院しましたが、保育士さんがいるわけでもなく、娘は私のベッドのそばの床にタオルを敷いて寝かされました。

最初は大人しく天井とか自分の手なんかを見ていましたが、寝返り盛りの5ヶ月乳児、速攻寝返って戻れなくてうーうー唸っています。

だんだんうなり声が大きくなったので受付の女性スタッフが抱っこしてくれました。

受付スタッフなので受付業務がある時はムスメを置いて業務に行きます。置かれた娘はまた寝返りして泣きます。

お客さんが立て込んで来て娘は放置されて泣き声はどんどん大きくなって、他のお客さんが心配そうにしています。

私は電気治療中で管に繋がれているため、娘を目の前にしていても何もできません。声をかけても泣いているせいか聞こえないようです。

手持ち無沙汰なスタッフもいるのになぜ放置なのだ。管を外して駆けつけたい。かわいそうで私まで泣きそうです。

そうこうしているうちに娘は完全に泣いてしまい、私はようやく電気治療が終わりました。

 

おそらく時間にして5分ほどなんでしょうけど、なんだかとてもつらい時間でした。

もうちょっと落ち着くまでは義母に見てもらおう、と思いました。

 

子連れで気軽に、という謳い文句を掲げる整骨院に悪気は全くないでしょう。

もちろん悪くないです。

施術時間は30分もないくらいなので、多少子供がぐずっててもなんとかなりそうな時間ではあります。

たまたまうちの子が寝返り始めたばかりでうつぶせ状態が続くと泣いてしまうだけのことです。

 

でも今回のことで、小さい子供がいる人はあちこち出かけにくいことを痛感しました。

歯医者も行けないし、電車も乗りにくい。スーパーでたくさんの買い物もしにくい。服屋さんに行ってあれこれ悩むこともしにくい。

これじゃ引きこもってしまうのも当然かも知れないですね。

子連れに優しい世の中になって欲しいものです。